前記事の続きです。
まずは、貴乃花親方が書かれた『わが弟子たちへ』のおさらいから!
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『わが弟子たちへ』
今日から五月場所が始まった。
一日を終えて勝ったものも負けたものもいる。
地位も違えば性格も違うから、悔しがっているものも、ホットしてるものもいるだろう。
始まったばかりで言うのもなんだけど、全力を尽くしてやるだけやってくれればいい。
数字的な勝敗も気になるとこだが、そんなことより君たちが生きてきた証を土俵の上で堂々と見せるだけでいい。
焦らず、怯まず、躊躇わずに、今まで君たち一人一人に教えてきたことを頭に浮かべて、まっすぐな気持ちで戦いに挑めばいい。
この世は一切皆空である。
人が思い描けるほどその通りにはいかない、難しい社会がそこにはある。
だから、若いのだから怖がらずに戦ってほしい。
親方はこの道の本職だ! 戦い方は知っていて、戦わせ方も心得ている。
一念通天、一つの思いは天にも通ずる。
そうやって親方は人生を掴んできた。それ以外の考えはなかった。
土俵に上がり体と心を震わせながら、臆病な自分に負けじと戦ってきただけだ。
青春も涙も味わったことはないけど、今は君たちの取り組みを見るたびに涙が止まらない。
だから他にはなにも要らない、ただただ運命を超えた涙を味わってほしい、それだけだ!
「自分がここまでやれたんだ」と感じられるだけでいい。
親方がついている。一緒に土俵にはあがってやれないが、親方は命を懸けて見ている、不惜身命で見ている!
それぞれ得意な技があるけれども、戦いに最も必要な業は『諦めない気持ちで挑むこと』だ!
相手が大きくて強いと思うほど、自分から目を離さずに、相手からも目を離さずに戦うことだ。そうすれば勝利の女神がどこかにいてくれる。
自分が怖くなった時こそ、向かい合う相手に仁義を通し、睨み付けていけばいい!
すべての君たちの取り組みを替わってやれるものなら替わってあげたい。
一騎当千であるつもりだよ!
親方は相撲のことしか知らないけど、相撲のことしか詳しくはないけど、師匠から相撲の哲学を学び、必死で身に付けた。
毎晩腹の底で泣きながら、心とからだを鍛えてきた。
門限を過ぎたら気を養うように寝ていた。自分が生きていることの実感を知りたくて。
布団に入る時だけがその時だった。
布団に横たわるまで死力を尽くして生きてみたい、と思いながら毎日を暮らした。
誰彼に良く思われようなんて考えたこともなかったよ。
喧嘩っぱやかったし、怖いもの知らずだった。
でも今は君たちの取り組みを見るのが怖い、ただただ怖い。
でも歯を食いしばって見つめているんだ。神様をも味方につけようと思って。
それでも神様が味方してくれなかったとしたら、親方が受けて立つ思いで見ている。
神様を敵に回しても親方はなにも怖くないさ。 ただ、君たちが怪我をするのだけがすごく怖い。 神様は居るようでいないものだよ。居るとしたら、君たちの守護神は親方さ。 君たちのためなら、例え世界中の神様を敵に回したとしても、なにも臆することはない。 もしも神様が君たちの命を奪いにくるのであれば、親方が奪い返す。 親方は相撲しか知らない。相撲は詳しい、負け方も勝ち方も心得ている。 しかし君たちには勝たせることしか教えない。命懸けで勝たせる。 心が倒れそうな時には立ち止まって踏ん張れ! そこにいればいい。敗けを知れば勝ちを知る。その方法は親方が知っている。 先代から与えられた哲学と自分で培った勇気がある。 その勇気の中には綺麗なものも汚いものもすべて入っている。
来るとこまで来たらこっちのものだ!
親方が教えた五進術は全員に教えている。言い方は違うけれども一視同仁だ。
これは君たち以外には教えない!
その答えは、師資相承の中にある、絆という掟の中だけにある。
男には男の道がある。
力士には力士の道がある。
この国を今後は亡き親方に代わり伝承せよ!
先祖伝来の牙城を守り抜け。
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あ~!
何度読んでもカッコイイね!
そして、ただカッコ良かったり素敵だったりするだけではなく、最初から最後まで、とにかく中身が濃い!!
これぞ、貴乃花親方の全てが凝縮されている、という感じ!
大横綱の文章に副題を付けるなんておこがましいですが、もし付けさせていただくのであれば…
『わが弟子たちへ ~師匠貴乃花の心~ 』
『わが弟子たちへ ~伝承~』
『わが弟子たちへ ~家族~』
・・・こんな感じでしょうか?
あ、ダメですね、私。
全くダメダメですね、こりゃあお恥ずかしい。。。
才能のなさがバレましたね←
ちーん。
貴乃花親方!
慎んでお詫び申し上げます!
今後はこのような恥ずべき失態をしないよう、心して執筆していきたいと思います。
本日は誠に申し訳ございませんでした。。。
・・・って!
口上のもじりか?笑笑笑
連続失態(´д`|||)笑
あ、本題は貴乃花親方の過去の文章があまりにも素晴らしすぎた件でした…!
もちろん今もなお………であること100%で。
貴乃花親方は筆文字など手書きの文字もお上手ということで有名ですが、こうして文章も作家級にお上手!!
才能のデパート、中野支店(現 江東支店)でしょうか?
・・・意味わかりますよね?(笑)
大相撲通ならきっとわかる!笑笑笑
いや~本当に!
貴乃花親方の弟子への想いはハンパないですよね!
こんなにアツイ想い……胸の内を、完璧にかっこよく、それでいてものすごくわかりやすく表現できる親方、見たことありますか?
私はない。
これほどまでに立派な親方、私は知らない。
文の冒頭部分は、まさに弟子に語りかけるような口調。
様子がめちゃめちゃすぐ浮かんでくるもん…………ねぇ、奥様。
そうでしょ?(笑)
そして中盤あたりからは、親方自身のことが詳しく語られている。
横綱昇進時の口上に使われたことでも有名な「不惜身命」という四字熟語もさりげなく入っていて、まさに貴乃花親方らしい!
しかもこれまた情景そのものが浮かんでくる!
親方がどれだけ一途に相撲を愛し、どれほど一途に相撲道を極めて今に至っているのか……
その描写もスゴい!
私、この文章、全部大好きな文だけど、特にここの場所、お気に入りです。
『親方がついている。一緒に土俵にはあがってやれないが、親方は命を懸けて見ている、不惜身命で見ている!』
っくぅ~!
泣けるわぁぁぁ。。。
泣かせるねぇ、親方!
『一緒に土俵にはあがってやれないが…』のフレーズにも愛情がこもっているし、命を懸けて見てくださっているんだってよ?貴乃花部屋の力士の皆さん?
不惜身命で見てくださっているって!
それは私、思う。
親方が一緒に土俵に上がり、一緒に戦いながら背中を押してくれているのと同じことだと!
パワーもスタミナも感動の涙も倍増しちゃうよねぇ。
親方~♥️
そしてそして、終盤の全部です!
『 でも今は君たちの取り組みを見るのが怖い、ただただ怖い。
でも歯を食いしばって見つめているんだ。神様をも味方につけようと思って。
それでも神様が味方してくれなかったとしたら、親方が受けて立つ思いで見ている。
神様を敵に回しても親方はなにも怖くないさ。 ただ、君たちが怪我をするのだけがすごく怖い。 神様は居るようでいないものだよ。居るとしたら、君たちの守護神は親方さ。 君たちのためなら、例え世界中の神様を敵に回したとしても、なにも臆することはない。 もしも神様が君たちの命を奪いにくるのであれば、親方が奪い返す。 親方は相撲しか知らない。相撲は詳しい、負け方も勝ち方も心得ている。 しかし君たちには勝たせることしか教えない。命懸けで勝たせる。 心が倒れそうな時には立ち止まって踏ん張れ! そこにいればいい。敗けを知れば勝ちを知る。その方法は親方が知っている。 先代から与えられた哲学と自分で培った勇気がある。 その勇気の中には綺麗なものも汚いものもすべて入っている。
来るとこまで来たらこっちのものだ!
親方が教えた五進術は全員に教えている。言い方は違うけれども一視同仁だ。
これは君たち以外には教えない!
その答えは、師資相承の中にある、絆という掟の中だけにある。
男には男の道がある。
力士には力士の道がある。
この国を今後は亡き親方に代わり伝承せよ!
先祖伝来の牙城を守り抜け。』
きゃっほぉー!!!
素敵すぎることとあまりの知的すぎることに私、、、
目ハート♥️
景子夫人は幸せ者だね。
私も貴乃花親方と同世代だったら好きになっちゃいそうだよ←
いや、誰でも好きになるでしょ!
女性は何かを一直線に見つめ、熱く熱く頑張っている男性が大好きだよ。
決して松岡修造ばりに熱い人が好きというわけではないけれどwww
空威張りならぬ「空アツ」はダメぴょん。
いや、松岡修造は世界の松岡修造さんだから「空(カラ)」では絶対なくホントに熱い男なんだろうけど。
そうそう。
松岡修造は真冬の雪をも溶かしちゃう熱さだもんね(笑)
そんな冗談はこれくらいにして。
今ね。
実はこの貴乃花親方の文章が、ネット上でかなり話題になっているんです!
『これぞ親方のあるべき姿』だと!
大絶賛されているようなんですよ。
師匠として弟子を常に想い続けるこの熱い投稿がスクショされ、数多くのSNSアカウントでシェアされているというのです!
大相撲ファンのみならず・・・に違いない大フィーバー!!!!!
具体的にどのようなコメントが寄せられているかといいますと、
『熱い親方だ!』
『誰よりも相撲と真摯に向き合っている!』
『この想い……相撲を知らない俺にも良く伝わった!』
このような絶賛の声なんですね。
入るなら貴乃花部屋!
入れるなら貴乃花部屋!
私がこう思う理由、ご納得いただけましたでしょうか?笑
以前にも何度か書きましたが、全部屋の親方に貴乃花親方イズムが浸透したら良いのに・・・・・☆
かわいがり、なし!
酒、ほぼ飲まない!
それで強い力士たち、しっかり育っています。
貴乃花親方のこの文章、毎朝声に出して読んで気合い入れたい!
日本相撲協会に属する全力士、朝稽古初めに全員で声を揃えての音読、もしくは丸読みなど、いかがでしょうか?
朝から『胸熱目熱』になる力士の続出、間違いなし!笑
日本クズ撲協会は暇人でちっちゃい奴らで、どうやらフジテレビさんとかにグチグチ苦情を入れているようですが、
放っておきましょっ(笑)
貴乃花親方に、集中、集中!!
文章には難しいワードも数多く出てきますね。
かなり読書をされる方みたいですよ、藤田紀子お姉さまが先日「ワイドスクランブル」でお話されていましたが。
貴乃花親方を見習い、ライターとしてもっと難しい言葉も使いこなせるように努力します(笑)
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