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2018年2月21日水曜日

芝田山親方のスリッパ暴行は事実だったのか。

芝田山親方といえばスイーツをこよなく愛する親方としてメディア的にも有名で、若い世代のファンからもサインを求められいると…




ただ、かつて『弟子をスリッパで殴った』という報道が流れたことがありました。




どういうことだったのか・・・





この騒動をきっかけに、当時、VICTORY☆の中でスイーツ親方のイメージが一気に下がったんだけど、



今改めて調べてみましたら、この件、スイーツ親方はある意味気の毒だった…とも言われていたことが。。。




芝田山親方が理事長に押し上げられそう…というニュースが噂レベルで出ているため、本当に芝田山親方は相応しいのか、当時の話を振り返ってみることにしましょう。



あの時訴えていた力士は、元十両の大勇武(だいゆうぶ)でした。





~~~大勇武とは~~~


本名→ダワードルジ・オンドラハ


生年月日→1983年3月30日


出身地→モンゴル・ウランバートル市


入門経緯とその後→芝田山親方がモンゴルでスカウトし2001年春場所初土俵。2008年夏場所で新十両。


最高位→東十両10枚目


優勝→幕下優勝(1回)


身長&体重→1メートル90センチメートル。128キログラム。



~~~~~~~~~~



そう、モンゴル出身力士だったのです。


1場所だけ関取(十両)経験のあった方だとか。





で、この大勇武がなぜ当時訴えたのかというと、



芝田山親方に暴力などで引退を強要された!



というものでした。






具体的にどんな経緯だったのかというと、




・2001年3月の入門後、芝田山親方から日常的に嫌がらせや暴行を受けた。


・まげを切られたことも5回ある。


・三段目筆頭だった時にはスリッパで殴打され、その時に『これ以上我慢できません。辞めます!』と言い、引退の手続きがとられた

(つまりこの時まで暴行を繰り返され、引退を強要された!と大勇武は主張したらしい。)


・スリッパ殴打の暴行により10日間の加療を要する顔面打撲などの傷害を受けたとし、警視庁高井戸署に被害届を提出。





・・・・・で、引退が決まった後、知り合いに紹介された弁護士などに相談したそうなのですが、その弁護士の代表格として名前が上がった方が、、、



丸山和也弁護士兼参議院議員!!



そうです、あの丸山弁護士!


かつては日テレ系『行列のできる法律相談所』に欠かせないお方でしたよねー❗




そうした方々に相談されたらしく。




最終的に、



引退しなければあと8年は現役で活躍できた。


→逸失利益約6085万円
→慰謝料1000万円


…を請求。



協会には、時津風部屋での力士暴行死事件を受け、親方らを指導・監督する責任があった、と指摘することになったそうです。






丸山弁護士が会見で言ったとされる言葉がまた印象的でしたね、今となれば尚更。




「体質的に相撲界に問題があるのでは。本人の救済はもとより隠ぺいされたその体質を問いただしたい」


②「(甘いもの好きの親方は)スイーツ親方と言われますが、スイートではなかった」


「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」に意見書を提出する考えも示した。



・・・おおおおおー、丸山弁護士さすがっすね!



今からもう何年も前の話になるわけですが、当時すでに日本相撲協会は問題組織だったんですね。


隠蔽体質が当時もあった…



じゃあ最初にこうしたよろしくない黒い闇文化を作ったのは、一体誰?
そして、いつ?



②の皮肉った発言に関しては、、、

最高っすね。
ライターVICTORY☆と同じような発想(笑)
そういう発想、好きだよ、丸山和也弁護士っd=(^o^)=b





なんですけれどー、




実は、大勇武ってかなりの問題力士だったらしいんですよ。


偉そうに訴えていたけど、これは全く同情できないという声が多数派だったみたいなんですよね、その時。





理由として・・・


①関取でいたのはわずか1場所だけ。
新十両の翌場所からはまた幕下以下に下がっていた。
にもかかわらず、「あと8年現役をやれたはず!」と根拠のない主張をし、関取で8年間過ごした場合の収入を請求するのは、明らかにおかしいし、そんなの絶対に認めていいはずがない。

金を取りたいだけとしか思えない。




②たった1場所だけ十両に上がったわけだが、それだけでいきなり信じられないくらい豪遊しまくり、ついには借金まで抱えた・・・・・。

等々、とにかく素行不良で有名な力士。




そんなこんなで、お茶の間は皆、



・芝田山親方は気の毒すぎる。


・大勇武の行いが悪すぎるなど、ちゃんとした根拠があっての教育だったのに、芝田山親方を責めるのはおかしいでしょ



そうした意見だらけになっていたとか。




まぁ…そうですね。




たしかにそういうことなのであれば、大勇武の主張は明らかに変です、認めちゃいけなかった…とVICTORY☆も感じます。


特に、1場所以外は幕下以下生活だったのに、請求するタイミングになったら関取の給料とか、、、




大勇武という「1場所関取さん」は、正直、なんていう神経をしている方だったのでしょうか?




これに関しては、スイーツ芝田山、かわいそうな話だったね。




ですが、これだけは言いたい!



何がどうだったとしても、スリッパで他人を繰り返し殴打していたとか、、、それはやはり暴力。


昔の学校教師なら結構許されていた常識ですが、現代の教育方法としてそれは、、、ありえません。



いやいや、相撲界は全てが伝統なんだから許される常識!と反論されればそれまでですが、でも時代が時代。



言うことを聞かない力士がいたのなら、言葉で説教するべきだったのではないでしょうか?
 

大勇武はすでに成人でしたから、親方が弟子の親に連絡するわけにもいかなかったのかもしれませんが、どうしても言うことに従ってもらえず困ったら、最悪その手もあったかもしれない。





前記事に書いた監督・監視の意味においても!


暴力をふるって訴えられていた意味においても!

(真の悪人はもちろん大勇武でしたが…)






相応しくないなぁ。


どうせまたじきに八角理事長並みにボロが溢れ始めるタイプに思うから、やめましょ?

 



しばらく理事長は空席でも問題ないのでは?



そこまで考えてしまうVICTORY☆。




どうなることやら。




本日もご精読、どうもありがとうございました~!



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