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2017年12月10日日曜日

『わが弟子たちへ』

『わが弟子たちへ』

この言葉でピンときたあなたは、さすが大相撲通!!

そう。
これはかつて、

貴乃花親方が部屋のホームページ上で書いて公開したメッセージのタイトル

です。

2013年5月12日の記事でした。

まずはその記事をそのまま引用します。

~~~~~

『わが弟子たちへ』

今日から五月場所が始まった。
一日を終えて勝ったものも負けたものもいる。
地位も違えば性格も違うから、悔しがっているものも、ホットしてるものもいるだろう。
始まったばかりで言うのもなんだけど、全力を尽くしてやるだけやってくれればいい。
数字的な勝敗も気になるとこだが、そんなことより君たちが生きてきた証を土俵の上で堂々と見せるだけでいい。
焦らず、怯まず、躊躇わずに、今まで君たち一人一人に教えてきたことを頭に浮かべて、まっすぐな気持ちで戦いに挑めばいい。
この世は一切皆空である。
人が思い描けるほどその通りにはいかない、難しい社会がそこにはある。
だから、若いのだから怖がらずに戦ってほしい。

親方はこの道の本職だ! 戦い方は知っていて、戦わせ方も心得ている。
一念通天、一つの思いは天にも通ずる。
そうやって親方は人生を掴んできた。それ以外の考えはなかった。
土俵に上がり体と心を震わせながら、臆病な自分に負けじと戦ってきただけだ。
青春も涙も味わったことはないけど、今は君たちの取り組みを見るたびに涙が止まらない。
だから他にはなにも要らない、ただただ運命を超えた涙を味わってほしい、それだけだ!
「自分がここまでやれたんだ」と感じられるだけでいい。
親方がついている。一緒に土俵にはあがってやれないが、親方は命を懸けて見ている、不惜身命で見ている!
それぞれ得意な技があるけれども、戦いに最も必要な業は『諦めない気持ちで挑むこと』だ!
相手が大きくて強いと思うほど、自分から目を離さずに、相手からも目を離さずに戦うことだ。そうすれば勝利の女神がどこかにいてくれる。
自分が怖くなった時こそ、向かい合う相手に仁義を通し、睨み付けていけばいい!
すべての君たちの取り組みを替わってやれるものなら替わってあげたい。
一騎当千であるつもりだよ!

親方は相撲のことしか知らないけど、相撲のことしか詳しくはないけど、師匠から相撲の哲学を学び、必死で身に付けた。
毎晩腹の底で泣きながら、心とからだを鍛えてきた。
門限を過ぎたら気を養うように寝ていた。自分が生きていることの実感を知りたくて。
布団に入る時だけがその時だった。
布団に横たわるまで死力を尽くして生きてみたい、と思いながら毎日を暮らした。
誰彼に良く思われようなんて考えたこともなかったよ。
喧嘩っぱやかったし、怖いもの知らずだった。
でも今は君たちの取り組みを見るのが怖い、ただただ怖い。
でも歯を食いしばって見つめているんだ。神様をも味方につけようと思って。
それでも神様が味方してくれなかったとしたら、親方が受けて立つ思いで見ている。
神様を敵に回しても親方はなにも怖くないさ。 ただ、君たちが怪我をするのだけがすごく怖い。 神様は居るようでいないものだよ。居るとしたら、君たちの守護神は親方さ。 君たちのためなら、例え世界中の神様を敵に回したとしても、なにも臆することはない。 もしも神様が君たちの命を奪いにくるのであれば、親方が奪い返す。 親方は相撲しか知らない。相撲は詳しい、負け方も勝ち方も心得ている。 しかし君たちには勝たせることしか教えない。命懸けで勝たせる。 心が倒れそうな時には立ち止まって踏ん張れ! そこにいればいい。敗けを知れば勝ちを知る。その方法は親方が知っている。 先代から与えられた哲学と自分で培った勇気がある。 その勇気の中には綺麗なものも汚いものもすべて入っている。

来るとこまで来たらこっちのものだ!

親方が教えた五進術は全員に教えている。言い方は違うけれども一視同仁だ。
これは君たち以外には教えない!
その答えは、師資相承の中にある、絆という掟の中だけにある。

男には男の道がある。
力士には力士の道がある。

この国を今後は亡き親方に代わり伝承せよ!
先祖伝来の牙城を守り抜け。

~~~~~

・・・ヤバい。泣ける。何回読んでも泣けちゃう。涙止まらない……。

皆さんもそうですよね?
読めば読むほどぐっとくる…………………………

皆さんもそうですよね?
もしそうはならないという方は、ちょっともう1回戻って全部を読んでください。
何度か繰り返し黙読、、、いや、音読してください。

そのうち絶対、私と同じ気持ちになるから。

もしそうならなかったら……
その人は、もっと日頃から恋愛映画(ドラマ)かノンフィクション映画(ドラマ)を見て、心を動かすトレーニングをすること(笑)

オススメいたします。

では、読んで感じることを、思うままに書きます。

熱いね~、本当にアツい!!
最高に素晴らしい親方!!

相撲ではもちろん、人間としてもやはり大横綱ですし、親方としてはまさに鏡ですね。

もはや、貴乃花親方こそが「神様」です!!

温かいんですよ、すごく。
1つ1つの文…センテンスから、とにかく親方の温もりや親心、愛情がめちゃめちゃ伝わってくるのです。

この文章『わが弟子たちへ』を通しで繰り返し繰り返し読んでいると、弟子たちへの想いをシャワーのように感じ、「貴乃花部屋の力士は幸せ者だなぁ~!」と本気で思います。

力士になりたい息子さんがいる親御さん、もしくは息子を力士にしたい親御さんは、もう迷わず貴乃花部屋に入れるべき!

入れるべき!と言うと「あなた回し者?」って言われそうなので一応書いておきますが、「全く違います」。

部屋のサポーター(後援会員)でもなければ、貴乃花部屋の力士の誰かを特別に応援・贔屓しているわけでもない。
正直言いますと、貴乃花部屋の力士名は貴ノ岩関の他はそっくり可愛い顔をした双子さんくらいしか知らない…。

なんだけど、貴乃花親方の考え方やご発言にすごく共感できる。

ものすごく頷けることが多く、とにかく引き込まれる!

なんだろうね、貴乃花親方の魅力は…。

選ぶなら、貴乃花部屋!ですね。


日本相撲協会には今45部屋しかないとのこと。
一時期、もっと多かったけどね。

それで、これまでにも何度か書いてきたけど、現在もまだ…いまだに!

かわいがりがあるのです。

時津風部屋集団暴行事件の時、親方が逮捕されたりあれほど大変だったのに、日本相撲協会は全然学習できていない。

石頭どんだけ~?

かわいがりはやめようよ、もう・・・。
かわいがりを行っても強くなんてならないから。
かわいがり、ただ人を痛めつけているだけだから。

言い方を変えれば、ただの暴力。
現代でいう、暴力ですよね。
恐ろしい。

貴乃花部屋に関しては、かわいがりは一切ないそうですよ。

かわいがりもないし、なんと飲酒もほとんどしないそうです。

なんてご健全なのでしょう!

ちなみに何故なのか?

それは、、、

貴乃花部屋の全てがそうだから!

そういったものは必要ないということだそうですね。

全くもってその通り!

貴乃花親方はやはりできていらっしゃる!
女将さんである景子夫人もね!
藤田紀子お姉さまの子育てが素晴らしかったのかな(^o^)

あ、そうそう。
貴乃花親方自体がほとんどお酒を飲まれない方だそうですよね。
飲む必要がないというご判断で!

親方のそうした部分も弟子たちはかなり見習っていらっしゃるとかで、それで部屋全体、ほとんどお飲みにならないそう!

素敵なお部屋☆
最高すぎる!!

私が力士になりたい男性だったのなら、絶対に貴乃花部屋。

総合判断で、貴乃花部屋!



そうなんです。
私、貴乃花部屋のそのあたりの部分にも共感できる。

世の中、アルコールをかっ食らうこそこそが常識みたいな謎の風潮がある気がするけど、全くそんなことはないとVICTORY☆は断言できます。


お酒など一切なくても十分コミュニケーションを取れるし楽しめるから(笑)

バッチリ仲良く親しくもなれますよん(笑)

お酒なしではコミュニケーションが難しい方は、まぁ……言っちゃ悪いけどコミュ障ってやつ?
最近の若者語で言うならば。

「自分、コミュ障やばwww」みたいな。

結構いるよねー。
でもお酒の力を借りなきゃって人は、、、日中大変だろうなと思う。

コミュニケーションも二日酔いもwwwww


・・・と、まだまだ長くなりそうですので、一旦記事をわけます。

続きます!